JR東日本「平日限定」東京近郊フリーパス発売 「休日おでかけパス」との違いは?



「ひみつの平日パス」フリーエリア内の総武快速線を走る列車。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

JR東日本は6月24日、混雑を避けた平日の旅行・移動を応援するとして、平日限定の1日フリー切符「ひみつの平日パス」を発売すると発表した。グリーン券の交換ポイント数の引き下げなども行う。

自由に乗り降りできるエリアや切符の効力などは、東京近郊のJR線フリー切符「休日おでかけパス」とほぼ同じ。「休日おでかけパス」の利用可能日が土曜・休日や7月20日~8月31日なのに対し、「ひみつの平日パス」は7月1~19日の平日と9月の平日に限られる。発売額も「休日おでかけパス」と同じ大人2720円・子供1360円。

「休日おでかけパス」で利用できない日を「ひみつの平日パス」が穴埋めする形になっており、7~9月の期間限定で「おでかけパス」を毎日利用できるようにするものといえる。名前の「ひみつ」は「密を避ける(避密)」「密ではない(非密)」といった意味を込めているという。

「ひみつの平日パス」のフリーエリア。【画像:JR東日本】

JR東日本「JRE POINT」のグリーン券への交換ポイント数も、7月1日~8月31日の期間限定で引き下げる。「JRE POINT」用の「Suicaグリーン券」を通常600ポイントのところ、400ポイントで交換できる。

また、「JRE POINT用Suicaグリーン券」に申込み・受取りのうえ、「オフピークポイントサービス」にエントリーしている人のなかから抽選で1000人に400ポイントをプレゼントする。

《関連記事》
大井川鉄道「午後限定」フリー切符を発売 「密集・混雑」緩和目指す
京成電鉄「全線乗り放題」フリー切符あす発売 ツイッターで写真投稿のキャンペーンも
宇都宮線・日光線にも新型車両「E131系」3両編成・トイレ付き 来春デビュー
JR相模線に新型車両「E131系」導入 房総・鹿島に続く第2弾、4両編成・ロングシート