名鉄「パノラマSuper」再び中部空港に乗り入れ 7月の連休期間



名鉄1200系「パノラマsuper」。【画像:名鉄】

名鉄は7月22~25日間の連休期間、一部特別車特急の1200系電車「パノラマsuper」について、中部国際空港駅への乗り入れ運行を実施する。

運行区間は名鉄岐阜~名鉄名古屋~中部国際空港間。通常は2200系電車で運行している特急列車(一部特別車)上下計6本を1200系に変更する。特別車両券(ミューチケット)は運行日の1カ月前(前月の同じ日)から発売。時刻は次の通り。

●中部国際空港行き
名鉄岐阜8時01分→名鉄名古屋8時31分→中部国際空港9時06分
名鉄岐阜10時32分→名鉄名古屋11時01分→中部国際空港11時36分
名鉄岐阜13時02分→名鉄名古屋13時31分→中部国際空港14時06分

●名鉄岐阜行き
中部国際空港9時17分→名鉄名古屋9時54分→名鉄岐阜10時23分
中部国際空港11時47分→名鉄名古屋12時25分→名鉄岐阜12時54分
中部国際空港14時17分→名鉄名古屋14時55分→名鉄岐阜15時24分

名鉄によると、特別車は1988年にデビューした特急専用車で愛称「パノラマsuper」。名鉄で唯一、前面展望を楽しめるハイデッカー展望席を備えている。当初は4両編成の1000系電車で全車特別車特急として運行していたが、1991年に特別車2両と一般席車4両を連結した一部特別車の編成が登場。2015年から特別車を中心にリニューアルした。

通常は名鉄岐阜~豊橋間や新鵜沼~豊橋間などで快速特急や特急として運行しているが、空港線には乗り入れていない。名鉄は今年2021年のゴールデンウィーク7日間限定で「パノラマSuper」の中部国際空港乗り入れを実施。「普段は味わうことができない同車両の展望席から見る空港線の景色」が人気になったといい、展望席がほぼ満席になったことから、再び中部国際空港駅への乗り入れを実施することにしたという。

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