北陸本線のSL列車「SL北びわこ号」運行を終了 検査後のSL試運転は継続



D51 200がけん引する「SL北びわこ号」。【画像:ポニー/写真AC】

JR西日本は5月21日、北陸本線・米原~木ノ本間(滋賀県)で運行しているSL列車「SL北びわこ号」について、今後の営業運行は終了すると発表した。

「SL北びわこ号」は湖北地域の観光振興を目的に1995年8月に運行開始。一部の月の休日やゴールデンウィークなどに限り運行されている。おもにC56形蒸気機関車の160号機がけん引していたが、2019年以降はD51形蒸気機関車200号機がけん引している。客車は12系客車を使用している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年春季から運転を休止しているが、JR西日本は「SL北びわこ号」で使用している車両について、煤煙の影響の少ない換気が困難であることや、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に行う見込みが立たないこと、さらに部品の入手など「保守に苦慮している」とし、運行を終了することにしたという。

「SL北びわこ号」の営業運転は終了するが、蒸気機関車の検査後の本線試運転を行う場合は、これまで通り北陸本線を走行する予定だ。

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