「京王ライナー」10月30日から明大前駅に「停車」すでに停車も土休日の扱い変更



「京王ライナー」で使われている5000系。【撮影:草町義和】

京王電鉄は9月24日、有料座席指定列車「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」について、10月30日から新たに明大前駅にも「停車」すると発表した。列車名の一部変更も行う。

「京王ライナー」は土曜・休日に限り、上り新宿行き「2・32号」が降車専用駅として明大前駅に停車。下り「1・3・5・7・9・11号」「31・33・35・37・39・41・43・45号」は乗車専用駅として明大前駅に停車する。土曜・休日にノンストップで運転されている下り新宿発→高尾山口行き臨時列車「Mt.TAKAO1・3号」も、明大前駅に乗車専用駅として停車する。

現在は「京王ライナー82・84・86号」として運転されている上り高尾山口発→新宿行きの臨時列車は、列車名を「Mt.TAKAO2・4・6号」に変更するとともに、降車専用駅として明大前駅に停車する。これにより新宿~高尾山口間は上下とも列車名が「Mt.TAKAO号」に統一される。

「京王ライナー」10月30日以降の土曜・休日の停車駅。【画像:京王電鉄】
「Mt.TAKAO号」10月30日以降の土曜・休日の停車駅。【画像:京王電鉄】

「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」は現在も明大前駅に停車しているが、踏切制御の関係で停車する「運転停車」の扱いで、ドアは開かず旅客の乗り降りもできない。京王電鉄は明大前駅でも旅客の乗り降りを扱う「営業停車」とすることで、同駅と連絡している井の頭線の各駅などからも「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」を利用できるようになるとしている。

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