芳賀・宇都宮LRT「ラッピング電車」広告募集を開始 貼付可能な場所は?



宇都宮ライトレールは9月28日、宇都宮芳賀ライトレール線(芳賀・宇都宮LRT)のHU300形電車「ライトライン」の車体を活用したラッピング広告の募集を開始した。

ラッピング広告の募集が始まった芳賀・宇都宮LRT。【撮影:草町義和】

ラッピング広告を貼り付けることができるのは車体の側面で、窓やドアは除く。最低1カ月から最長36カ月まで、月単位で契約可能だ。掲載開始機防備の3カ月前までに申請書とデザインを提出する必要がある。同期間での契約は1編成まで。

最低価格は1カ月で60万円。施工事業者でのデザインシート製作や貼付作業、撤去、原状復帰などの費用は別負担となる。4編成をラッピング電車とし、競売方式で1カ月あたりの最も高い広告料金を提示した者を優先して契約する。

ラッピング広告を貼り付けることができる部分(赤)。【画像:宇都宮ライトレール】

芳賀・宇都宮LRTは8月26日に開業。宇都宮ライトレールによると開業日以降、1日あたりでは平日で約1万3000人、土曜・休日で約1万5000~2万人の利用があるという。同社は「多くのお客様がご利用されている中、車両と広告とが調和したラッピング電車は、高い宣伝効果が期待できます」とアピールしている。

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