JR東日本は5月21日22時頃から5月23日の始発まで約30時間、浜松町駅で京浜東北線(大船方面)ホームの拡幅工事を行う。これに伴い一部の列車の運休などが計画されている。概要は次の通り。
●5月21日(22時頃~終電)
京浜東北線・根岸線
・大船方面に向かう電車(南行)が田端→田町間で山手線(外回り)の線路を走行
上野東京ライン(東海道本線)
・東京~品川間が運休
・品川駅で横浜・小田原方面へ折り返し運転
・東京駅で上野・大宮方面へ折り返し運転
上野東京ライン(常磐線)
・上野~品川間が運休
・上野駅で松戸・土浦方面へ折り返し運転
特急「ひたち」「ときわ」
・「ひたち30号」「ときわ83~86号」が上野~品川間のみ運休
●5月22日(終日)
京浜東北線・根岸線
・東十条~蒲田間は通常の約7~9割程度の本数で運転(一部は東十条駅で大宮方面に折り返し)
・快速運転を中止
・南行の電車が田端→田町間で山手線(外回り)の線路を走行
山手線
・外回り電車は通常の約8~9割程度の本数で運転
このほか、駅の大宮寄りで大門通りをまたいでいる架道橋の架替も実施。大門通りは5月22日の4時頃から12時頃まで車両通行止めになる。
浜松町駅では「浜松町二丁目4地区開発」の一環として、北口東西自由通路と橋上駅舎の整備が進められている。3・4番線ホームも京浜東北線(南行)の電車が停車する4番線側の大宮寄りを最大で約3.6m拡幅(約6.5m→約10.1m)し、混雑の緩和を図る。線路はホーム幅が広がる部分の約442mが移設される。
《関連記事》
・「羽田空港アクセス線」トンネル下部に避難空間 JR東日本、環境手続きで変更届出
・東京モノレール浜松町駅「建替」本格着手 改札集約や広場整備など、完成は8年後