JR四国「みどりの券売機プラス」新たに16駅 駅員の対面販売や案内業務を見直し



JR四国は7月26日、指定席券売機「みどりの券売機プラス」を16駅に導入すると発表した。サービス開始は10月以降の予定。今回「みどりの券売機プラス」が導入される駅と各駅の稼働時間(カッコはオペレーター対応時間)は次の通り。

「みどりの券売機プラス」のイメージ。【画像:JR四国】

●香川県
栗林駅:5時00分~23時55分(6時00分~21時30分)
志度駅:5時00分~23時55分(6時00分~21時30分)
三本松駅:4時30分~23時55分(6時00分~20時00分)
琴平駅:5時00分~23時55分(6時00分~21時00分)

●愛媛県
川之江駅:5時00分~23時55分(6時00分~21時00分)
壬生川駅:5時30分~23時55分(5時30分~20時30分)
内子駅:5時30分~23時55分(6時00分~20時00分)
伊予大洲駅:5時00分~23時55分(6時00分~20時00分)
宇和島駅:5時00分~23時55分(6時00分~20時00分)

●徳島県
阿波池田駅:5時00分~23時55分(5時30分~21時00分)
鴨島駅:5時30分~23時55分(6時30分~20時00分)
穴吹駅:5時30分~23時55分(7時00分~20時00分)

●高知県
土佐山田駅:4時30分~23時55分(5時30分~20時00分)
後免駅:4時30分~23時55分(5時30分~20時00分)
朝倉駅:5時00分~23時55分(6時00分~20時00分)
須崎駅:5時00分~23時55分(6時30分~20時00分)

稼働時間は各駅とも現在のみどりの窓口の営業時間より長い。オペレーター対応時間は一部の駅で現在より短くなるケースがある。

これに伴い、16駅では駅員による切符販売や改札・集札・案内の業務を見直す。切符の対面販売は「みどりの券売機プラス」導入後、おおむね1カ月で終了する予定。改札・集札・案内業務は引き続き駅員を配置して実施するが、三本松・内子・鴨島・朝倉の各駅は利用状況を考慮して改札・集札・案内業務の時間を短縮し、土曜・休日・年末年始は休業する。

みどりの券売機プラスは、客自身が操作して切符を購入する機能のほか、テレビ電話でオペレーターが切符の購入を支援する機能を追加したJR西日本の指定席券売機。昨年2020年からJR四国も導入を進めている。現在導入されているのは詫間・今治・伊予北条・善通寺・鳴門の5駅。

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