JR東日本「みどりの窓口」440駅→140駅程度まで削減 チケットレス化・モバイル化を推進



JRの「みどりの窓口」。【画像:ohsaka/写真AC】

JR東日本は5月11日、JRの指定席券類販売窓口「みどりの窓口」を大幅に減らすと発表した。切符のチケットレス化やモバイル化の一環。

JR東日本管内でみどりの窓口が設置されている駅は現在、首都圏で231駅、地方圏で209駅の合計440駅。同社は「(みどりの窓口を)一定のご利用のある新幹線・特急停車駅のほか、ご利用の多い駅を中心に、バランスを考慮した配置」に見直し、2025年までにみどりの窓口設置駅を100駅程度減らして140駅程度(首都圏70駅程度、地方圏70駅程度)にする。

窓口で切符を購入することなく利用できるチケットレスサービスは、今年2021年3月に「タッチでGo!新幹線」のサービスエリアを拡大したほか、東海道線特急に「えきねっとチケットレスサービス」を導入。モバイル端末などで予約、決済して駅窓口や券売機で切符を引き取るネット予約サービス「えきねっと」は、6月にリニューアルを実施する予定だ。オペレーターがサポートする「話せる指定席券売機」は5月時点で14駅に導入しており、今度も導入駅を増やす。

JR東日本はインターネットやスマートフォンによる切符購入の利便性をさらに向上させることで、駅の窓口や券売機に立ち寄ることなく列車を利用できるよう「乗車スタイルの変革」を加速させるとし、さらに「ウィズコロナ・ポストコロナ社会における非接触ニーズ」にも応えるとしている。

JR東日本が発売した特急券や割引切符などのうち、「えきねっと」での取扱率は2020年度で約25%。自社新幹線のチケットレス利用率は2020年度で約30%となっている。JR東日本は「えきねっと」利用率を2025年に60%まで引き上げ、自社新幹線のチケットレス利用率も70%に引き上げることを目指すという。

《関連記事》
北陸エリアのJR駅、指定席券売機やICカードの導入を推進 窓口閉鎖や無人化へ
みどりの窓口、JR東日本も削減 24年度末までに70~80%