山陽新幹線の博多車両基地「3年ぶり」一般公開 事前申込制、新旧車両の展示など



JR西日本は10月23日、山陽新幹線の車両基地「博多総合車両所」(福岡県那珂川市)の一般公開イベント「新幹線ふれあいデー」を開催する。このイベントが行われるのは3年ぶりだが、今回は事前申込制になる。

博多総合車両所の構内。【撮影:草町義和】

ミニ新幹線の乗車体験や新幹線綱引き大会などの体験型イベント、新幹線車両のジャッキアップなど検修作業現場の公開、「ドクターイエロー」やN700系H編成(N700S)、0系など新幹線の新旧車両の展示が行われる。全体の来場者数は8000人を見込む。最寄駅は博多南線の博多南駅。

参加申込みはJR西日本ウェブサイトの「鉄道ファンコーナー」→「イベント情報」ページで受け付けている。申込期間は9月19日23時59分まで。当落は9月30日以降、メールで通知する。会場内の混雑緩和のため入場時間(10時・12時・14時のいずれか)と入口(正門か北門)を指定。当選通知とあわせて連絡する。

また、入場とは別に一部のイベントも事前申込・抽選制になる。当選者数の予定は「新幹線運転台見学」が約330組、車掌放送体験が約180組で、いずれも1組4人まで。

「新幹線ふれあいデー」は通常、毎年10月に開催されている。2020年と2021年はコロナ禍を受け中止された。

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