秩父鉄道「紙の定期券」発売終了 一部除きIC定期券に集約へ



秩父鉄道(埼玉県)は1月19日、紙の定期券の発売を終了すると発表した。定期券は交通系ICカード「PASMO」に搭載するタイプに集約する。

秩父鉄道の列車。【撮影:草町義和】

紙式定期券の発売終了日は2月29日。ただしPASMOでは発売できない定期券や割引定期券、実習用通学定期券は引き続き紙式定期券で販売する。

秩父鉄道は長らくICカードを導入していなかったが、2022年3月にすべての旅客駅にPASMOを導入。かつてはほぼすべての駅が駅員のいる有人駅だったが、PASMO導入を機に半数以上の駅が無人化された。

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