相鉄・東急電鉄・東京メトロ・東京都交通局・埼玉高速鉄道・東武鉄道・西武鉄道の7社局は1月27日、東急線と相鉄線をつなぐ新線(来年2023年3月開業予定)と直通運転する路線を発表した。
2023年3月に開業する新線は、東急線の日吉駅から新横浜駅を経由して羽沢横浜国大駅まで約10kmの相鉄・東急直通線。羽沢横浜国大~西谷間の2.1kmを結ぶ相鉄・JR直通線(2019年11月開業)に接続し、東急線と相鉄線の直通化が図られる。営業上は日吉~新横浜間の約5.8kmが「東急新横浜線」、新横浜~羽沢横浜国大~西谷間の約6.3kmが「相鉄新横浜線」として運営される。
東急新横浜線・相鉄新横浜線との直通運転が行われるのは、相鉄の本線・いずみ野線と東急電鉄の東横線・目黒線、東京メトロの南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道線、東武鉄道の東上線。副都心線と線路が接続している西武鉄道の西武有楽町線・池袋線・狭山線は、相鉄新横浜線・東急新横浜線との直通運転を行わない。
東急新横浜線の列車はおもに10両編成と8両編成で運転され、一部は6両編成で運転される。相鉄新横浜線は10両編成と8両編成での運転だ。7社局は運行計画について、後日改めて発表するとしている。
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