西鉄天神大牟田線の全線で「サイクルトレイン」実証実験 特急限定、時間帯など条件

西鉄は10月7日、天神大牟田線で「サイクルトレイン」の実証実験を行うと発表した。自転車を折り畳むことなく列車の車内に持ち込める。福岡県のサイクルツーリズム促進や、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいる観光需要の喚起を図る。

車内での自転車の固定イメージ。【画像:西鉄】

実施期間は10月23日~12月12日の土曜・休日で、平日は利用できない。自転車を持ち込める時間帯は西鉄福岡(天神)発10~16時と大牟田発10時23分~15時53分だ。「サイクルトレイン」として利用できる列車は特急の上下計20本。ただし「水都号」は座席配置が異なるため利用できない。

自転車を持ち込めるのは大牟田寄り先頭車。特急停車駅の西鉄福岡(天神)・薬院・大橋・西鉄二日市・西鉄久留米・花畑・大善寺・西鉄柳川・新栄町・大牟田の10駅でのみ、一人1台まで自転車を持ち込んで乗り降りすることができる。

車内では固定ベルトを自転車に巻き付け、転倒しないよう支える必要がある。実証実験期間中は追加の持込料金は不要だが、混雑状況によっては持ち込みできない場合もあるという。

「サイクルトレイン」は列車内に自転車を折り畳むことなく持ち込めるサービス。同じ大手私鉄では西武鉄道が西武多摩川線に導入しており、7月からの実証実験を経て10月から本実施に移行している。

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