西武鉄道と近江鉄道『翔んで埼玉』続編映画のスタンプラリー



西武鉄道と近江鉄道の2社は11月22日から、映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の公開を記念したスタンプラリーを実施する。

西武鉄道(黄)と近江鉄道(青)のスタンプ設置駅。【撮影(車両):草町義和、画像(地図):OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

西武鉄道の西武秩父駅・本川越駅・所沢駅と、近江鉄道の近江八幡駅・八日市駅・彦根駅の合計6駅にスタンプを設置。2社の各駅で配布されるパンフレットのスタンプ押印欄にスタンプを集める。スタンプを集めた部分を切り取ってはがきに貼り付けて応募すると、抽選で非売品の映画オリジナルグッズが当たる。

各鉄道の3駅分のスタンプを集めると、「東西ミニキャラアクリルチャーム」(埼玉制覇・滋賀制覇、抽選で各20人)をプレゼント。全6駅分のスタンプを集めた場合は「関東Tシャツ」「関西Tシャツ」(各5人)をプレゼントする。スタンプラリーの期間は11月22日から来年2024年1月31日まで。

パンフレットのイメージ。【画像:西武鉄道】

『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』は、1982年に発表された魔夜峰央さんの漫画を原作として2019年に公開された映画『翔んで埼玉』の続編。埼玉県内を通る西武線と琵琶湖を有する滋賀県内を通る近江鉄道線の沿線で撮影された。全国公開は今年2023年11月23日。

近江鉄道は西武グループの一員。戦前は関西の電力会社「宇治川電気」系列の会社だった。現在の西武グループの基礎を築いた実業家の堤康次郎(1964年死去)が近江鉄道沿線の出身だった縁もあり、1943年には堤が経営する不動産会社「箱根土地」(現在のプリンスホテル)の傘下に入った。2016年には西武鉄道の完全子会社になっている。

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