阪神「30駅ノンストップ」臨時特急 タイガース・バファローズのパレードにあわせ



阪神電鉄は11月23日、同日開催される阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝記念パレードにあわせ、神戸と大阪をほぼノンストップで走る臨時特急を運行する。

阪神電鉄の1000系(「日本一」ラッピング車の第1201編成と同型の第1203編成)。【撮影:草町義和】

運行区間と停車駅、運行時刻は、元町12時24分発→神戸三宮12時27分発→大阪梅田13時00分着。春日野道→福島の途中30駅をすべて通過する。甲子園駅など特急が停車する駅も停まらない。所要時間は36分で、定期運行の直通特急と大差ない。

車両は11月7日から運行している1000系電車「日本一特別ラッピングトレイン」(第1201編成、6両)の予定。車内の中づり広告は「日本一謝恩ポスター」の特別仕様に変更する。

2023年のプロ野球は阪神タイガースがセリーグ優勝。パリーグはオリックス・バファローズが優勝し、日本シリーズはタイガースがバファローズを破り、38年ぶり2度目の日本一になった。

これを受けて、兵庫・大阪が連携して優勝記念パレードを開催することに。11月23日は11時から大阪の御堂筋エリアでバファローズ、神戸の三宮エリアでタイガースのパレードをそれぞれ実施し、14時からは入れ替えて御堂筋でタイガース、三宮でバファローズのパレートが行われる予定だ。

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