東京メトロは8月7日、半蔵門線で「18000系」電車の営業運行を始める。今後順次導入し、従来車両を一部置き換える。
18000系は、有楽町線・副都心線に導入された17000系電車と同時期に設計された新型車両。車体構造など17000系との共通化が図られているが、先頭部は半蔵門線の8000系と08系の「端正な表情」(東京メトロ)を受け継ぎ、直線的なデザインのヘッドライトが採用された。
車体の色は半蔵門線のラインカラーのパープル(紫)だが、濃淡2色の紫を組み合わせてデザイン。車内も床から座席の座面、背もたれ、つり革など、それぞれ濃度が異なるさまざまな紫を用いている。車体幅は18000系の走行線路にあわせ、17000系より20mm狭くなった。
東京メトロは今回の導入を皮切りに2025年度までに18000系を190両(10両編成19本)導入し、従来車両のうち8000系の全190両(10両編成19本)を置き換える方針だ。
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