上田駅(長野県上田市)に乗り入れている上田電鉄・しなの鉄道・JR東日本の3社は3月28日、上田電鉄が運営する別所線の全線再開記念切符を発売する。
上田電鉄は上田駅入場券(D型硬券)と上田→別所温泉の普通券(A型硬券)、しなの鉄道は上田駅入場券(D型硬券)と「軽井沢・別所温泉フリーきっぷ」(A型硬券)、JR東日本は上田駅入場券(D型硬券)を発売する。記念台紙は3社共通で、千曲川橋りょうを渡る別所線の電車「まるどりーむ号」をデザインした。
発売額(発売数)は上田電鉄が770円(500セット)、しなの鉄道が2070円(500セット)、JR東日本が150円(500セット)。発売期間は3社とも3月28~31日で、なくなり次第終了。上田電鉄とJR東日本は上田駅で発売し、しなの鉄道は軽井沢駅と上田駅で発売する。発売時間と発売方法は各社によって異なる。
別所線は上田~別所温泉間の11.6kmを結ぶ路線。2019年10月、上田~城下間の千曲川橋りょうが台風19号による増水で流失し、同区間はバスによる代行輸送が行われている。同橋りょうは上田市が保有する橋りょうとして復旧工事が進められており、今年2021年3月28日に全線の運転を再開する予定。