JR東日本の山形県内「Suica」導入 奥羽本線と左沢線の21駅



JR東日本の仙台支社は7月22日、交通系ICカード「Suica」の仙台エリアを2024年春に拡大すると発表した。山形県内の21駅が新たに「Suica」対応駅になる。

左沢線の列車。【撮影:草町義和】

「Suica」が新たに導入されるのは、奥羽本線・かみのやま温泉~村山と左沢線・東金井~寒河江の合計21駅。山形駅は2014年から発売や払い戻しなどを除き「Suica」に対応している。

拡大対象駅は仙台エリアの駅として追加される。同一エリア内なら「Suica」の入金(チャージ)残額で乗車可能。首都圏・新潟・仙台の各エリアにまたがって利用することはできない。利用する定期券区間に「Suica」非対応駅が含まれる場合、「Suica」定期券の取り扱いは行わない。

新たに「Suica」が利用できるようになる山形県内の駅。【画像:JR東日本】
2024年春以降の「Suica」仙台エリア。【画像:JR東日本】

サービス開始日や「Suica」を購入できる駅などの詳細について、JR東日本は決定次第案内するとしている。

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