磐越西線の運休区間「縮小」山都~野沢で上下各1本の再開、米坂線代行バスは増発



JR東日本は8月23日、水害の影響で運転を見合わせている磐越西線・喜多方~野沢について8月25日以降の運行計画を発表した。山都~野沢の運転を再開し、運休区間を喜多方~野沢に縮小する。

磐越西線の喜多方~山都にある倒壊した濁川橋梁。【画像:JR東日本】

8月25日から山都~野沢で運転されるのは、山都15時03分の下り新津行きと、野沢13時15分の上り新津発→山都行きの上下各1本のみ。代行バス(区間別)は喜多方~山都で上下計25本、山都~野沢で上下計23本が運転される。このうち野沢22時46分発は喜多方駅を経て会津若松駅まで直通。喜多方→会津若松は途中ノンストップとなる。

磐越西線と同様に水害で運休している米坂線・坂町~今泉では8月22日から代行バスのダイヤが変わった。運行本数(区間別)は今泉~羽前椿が上下計17本、羽前椿~小国が上下計13本、小国~坂町が上下計12本。このうち小国5時40分発の今泉行きは羽前椿駅のみ停車する快速バスで、坂町9時40分発の代行バスは今泉駅を経て米沢駅まで乗り入れている。8月26日からは越後下関→坂町で朝の下り1本が増発される予定。

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