7月8日に「広電から銚電への100周年バトンリレー」が実施される。2022年に開業100周年を迎えた広島電鉄から今年2023年7月5日に開業100周年を迎える銚子電鉄(千葉県)に「100周年のバトン」をつなぐというもの。途中で利用する航空・鉄道各社も参加する。
当日は広島電鉄の椋田昌夫社長がバトンを持って広島空港へ。椋田社長がスプリング・ジャパンの米澤章社長にバトンを渡し、9時55分発のスプリング・ジャパン622便に搭乗して成田空港へ向かう。
成田駅では米澤社長がJR東日本の千葉支社長にバトンを渡し、成田→銚子を結ぶ貸切列車に乗車。車両は185系特急型電車のC1編成(6両)を使用し、この貸切列車向けのヘッドマークを掲出する。
銚子駅に到着後、千葉支社長が銚子電鉄の竹本勝紀社長にバトンを渡し、同駅を17時21分に発車する銚子電鉄の貸切列車に乗車。17時41分、犬吠駅でゴールとなる。
この行程のうち、成田駅から犬吠駅まで185系C1編成と銚子電鉄の貸切列車に乗車するツアー商品が設定されている。旅行代金は日帰りで1万円。1泊2日の宿泊プランもある。180人を先着順で募集。沖縄ツーリストのウェブサイトで申込みを受け付けている。
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