京成電鉄と北総鉄道は映画『男はつらいよ』シリーズとのコラボ企画を実施する。京成電鉄の創立115周年と北総線の第1期区間開業45周年、『男はつらいよ』劇場公開55周年を記念したもの。記念ヘッドマークの掲出やスタンプラリー、記念切符・コラボグッズの販売を行う。
記念ヘッドマークは京成電鉄の3600形電車1編成と3000形電車1編成、北総鉄道の7500形1編成に取り付ける。掲出期間は10月31日から来年2025年3月23日までの予定。
スタンプラリーはQRコードを読み取るとデジタルスタンプを取得できる方式。京成線の柴又駅と北総線の新柴又駅、柴又帝釈天、門前参道の指定2店舗で実施する。デジタルスタンプをすべて集めて応募すると、オリジナルグッズが抽選でプレゼントされる。開催期間は今年2024年11月2日から2025年1月5日まで。
記念切符は京成線と北総線の2種類を発売。京成バージョンは青砥・京成高砂・京成金町の各駅、北総バージョンは新柴又駅で販売する。いずれも発売額は550円で、発売期間は2024年11月2日9時から2025年1月5日。ただし売り切れ次第販売を終了する。2024年11月2・3日に開催されるイベント「寅さんサミット」の京成グループ物販コーナーでも販売する。
このほか、京成グループのマスコットキャラクター「京成パンダ」に『男はつらいよ』の主人公「車寅次郎」の格好をさせたぬいぐるみ(3000円)とキーホルダー(1500円)を発売。11月2・3日、京成線の柴又駅周辺で開催される「寅さんサミット」第2会場などで先行販売を行う。その後は11月16日10時から柴又駅前・京成金町駅・京成高砂駅のファミリマート各店で販売する。
京成電鉄は115年前の1909年、京成電気軌道として創立。北総鉄道は1972年に北総開発鉄道として設立され、45年前の1979年に北総線の第1期線として北初富~小室が開業した。東京都葛飾区柴又をおもな舞台とする『男はつらいよ』は1968年10月から1969年3月にかけテレビドラマ全26話が放映され、55年前の1969年8月に第1作の映画が劇場公開されている。
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