都営三田線のメロディー「ピッカピカの~一年生」に 創刊100周年、小学館の最寄駅で



東京都交通局と小学館は2月4日、小学館の雑誌『小学一年生』のCMなどで使われている音楽(サウンドロゴ)を都営三田線の神保町駅ホームで流すと発表した。『小学一年生』の創刊100周年を記念したもの。

都営三田線の列車。【撮影:鉄道プレスネット】

2月21日の始発から、小学館の最寄駅である神保町駅の都営三田線ホームで流している電車到着メロディーを、『小学一年生』のサウンドロゴ「ピッカピカの~一年生」に変更する。駅メロディー広告は都営地下鉄としては初の取り組みという。同駅構内のホームドアも『小学一年生』の100周年記念広告で覆う。

神保町駅ホームドアを覆う『小学一年生』広告のイメージ。【画像:東京都交通局・小学館】

『小学一年生』は小学館の小学生向け学年別雑誌の一つ。まず1922年に『小学五年生』『小学六年生』が創刊し、1924年に『小学四年生』も創刊。いまから100年前の1925年、『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』が創刊した。1980年には『小学一年生』のテレビCMシリーズの放映が始まり、「ピッカピカの~一年生」というフレーズは流行語にもなった。

『小学一年生』の表紙。【画像:東京都交通局・小学館】

小学館の学年別雑誌は少子化や紙媒体の衰退を背景に『小学二~六年生』が2016年までに休刊。『小学一年生』のみ引き続き発行されている。

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