相鉄の終電繰り上げは15~20分程度に 始発繰り下げは実施せず、来春ダイヤ改正で



相模鉄道(相鉄)は11月19日、終電時刻の繰り上げを2021年春のダイヤ改正で実施すると発表した。深夜帯の利用者の動向に対応するとともに、夜間作業時間の確保を図る。

相鉄線を走る列車。相鉄・JR直通線の終電は上下とも繰り上げない。【撮影:草町義和】

相鉄が現在検討中の繰り上げ時間の目安(平日ダイヤ)によると、下りは相鉄本線の横浜→二俣川間で15分程度、二俣川→海老名間で20分程度、それぞれ繰り上げる。いずみ野線は15分程度の繰り上げになる。

上りは20分程度の繰り上げだが、相鉄本線の海老名→二俣川間では終電の繰り上げは行わない。相鉄・JR直通線は上下線とも繰り上げない。

必要に応じて終電前に臨時列車の増発を検討し、過度な混雑にならないよう配慮する。始発列車はすべての区間で繰り下げを実施しない。ダイヤ改正の詳細は決まり次第、案内するという。

相鉄線の深夜時間帯の作業の様子。【画像:相鉄】