島原鉄道「急きょ退職」で一時的に減便へ 上下計6本



島原鉄道(長崎県)は10月5日、急な退職者が出たとして10月16日から島原鉄道線の列車を一時的に減便すると発表した。

島原鉄道線の古部駅。【撮影:草町義和】

減便期間は10月16日~12月15日の予定で平日のみ上下計6本を運休する。上りは島原港12時04分発→諫早13時19分着と本諫早13時38分発→諫早13時40分着、島原港16時38分発→諫早18時01分の3本を運休。下りは諫早13時29分発→本諫早着13時32分着、諫早13時48分→島原港15時10分着、諫早18時16分→島原港19時41分着の3本を運休する。

島原鉄道によると、同社は運転士の退職に伴う慢性的な人員不足が続くなかでも新規運転士の養成を行いながら補充してきた。しかし10月に入り急きょ退職者が出たため、現在の運行本数を維持することが困難になったという。

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