銚子電鉄に初の「リクライニングシート」しなの鉄道から譲受、当面は料金不要



銚子電鉄は11月12日、リクライニングシートを設置した車両の運用を始めた。同社は「開業99年目にして、初の『銚電ロマンスシート』。ここから新たなロマンが生まれます」とアピールしている。

車内に設置されたリクライニングシート。【画像:銚子電鉄】

リクライニングシートは2000形電車1両(デハ2002)と3000形電車1両(クハ3501)に設置。長野県の第三セクター、しなの鉄道から169系電車に設置されていたものを譲り受け、1両につき2席設ける。11月12日からクハ3501の運用が始まった。11月19日からはデハ2002の運用も始まる予定。

銚子電鉄の3000形。【撮影:草町義和】
銚子電鉄の2000形。【撮影:草町義和】

銚子電鉄は12月2日まで「お試し期間として、どなたさまも無料で着席頂けます」としており、12月3日以降は追加料金が必要になる可能性を示唆している。

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