北海道釧路市はJR根室本線・釧路駅の高架化にあわせて整備する高架下道路について、L字型のバス専用道を整備する計画を取りやめ、2車線道路を直線で整備する方針を固めた。9月に提出する一般会計補正予算案に概略設計費など2000万円を盛り込む考え。

釧路市は釧路駅とその前後の鉄道線路を高架化することを構想しており、これにあわせて駅南側の北大通と北側の共栄新橋大通をつなぐ高架下道路の整備を考えている。高架下道路は従来、バス専用道をL字型で整備するとしていた。
しかしL字型バス専用道は「北大通と共栄新橋大通を真っすぐ通行できず、迂回が生じ、わかりづらく、駅周辺施設へのアクセス性は向上しない」(釧路市)といった課題があるとして、方針を転換。直線で北大通と共栄新橋大通を結ぶことにより分かりやすさやアクセス性を向上するとことにした。
直線道路の車線数は2車線と4車線の2案あるが、4車線案は共栄新橋大通の道路拡幅が必要で計画の見直しにも時間がかかることから2車線案を採用。同時に十分な幅を確保した歩道を整備することにした。

昨年2024年10月に行われた釧路市長選では、現職の蝦名大也氏を抑えて新人の鶴間秀典氏が当選。これを機に釧路駅高架下道路の見直しが進められた。釧路市は今年2025年6月、従来のL字型バス専用道案に加え2車線直線化案と4車線直線化案を示し、住民説明会や意見募集を行っていた。
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