伊予鉄道は4月13日から路面電車の松山市内線で「砥部焼電車」の運行を始めた。「ご当地電車」の第4弾で、伊予鉄グループと松山市に隣接する愛媛県砥部町の共同企画。
2000形電車を使用し、砥部焼に似せた青白のラッピングで車体を装飾。先頭にも砥部焼の陶磁器をモチーフにしたヘッドマークを取り付けた。車内は砥部焼の模型で装飾したつり革を設置。窓上には砥部焼の窯元を紹介したポスターを掲出している。
いよ子です。
— 伊予鉄グループ【公式】 (@iyotetsu2017) April 13, 2023
本日から、ご当地電車「砥部焼電車」の運行が始まりました!
伝統的な唐草紋様を砥部焼電車仕様にアレンジした迫力のラッピングが目を惹きます✨
皆さんのご乗車、お待ちしています♪ pic.twitter.com/zGstpipmPg
砥部焼は砥部町を中心とした地域で作られている陶磁器で、愛媛県の指定無形文化財。厚めの白磁に藍色の染付を施しているのが特徴だ。伊予鉄グループと砥部町は「砥部焼電車」の運行で愛媛県民や観光客に砥部焼をPRするとしている。
伊予鉄道は地元の特産品をモチーフに車内外を装飾した「ご当地電車」を松山市内線で運行。これまでに「みかん電車」「タルト電車」「媛ひのき・媛すぎ電車」が登場しており、「砥部焼電車」は4両目になる。
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