新京成電鉄「マリーンズ号」5月29日から運転開始 例年の2カ月遅れ



新京成電鉄は5月28日、ラッピング電車「2020年マリーンズ号」を5月29日から運転すると発表した。車体をプロ野球・千葉ロッテマリーンズの選手の写真などで装飾する。

「2020年マリーンズ号」のイメージ。【画像:新京成電鉄】

「マリーンズ号」は今年2020年で8回目の運転。今回は京成電鉄の千葉線に乗り入れに対応した8800系電車の6両編成1本を使用する。運転期間は5月29日から11月末頃までの予定だ。

車体は千葉ロッテマリーンズの今年のチームスローガン「突ッパ !!↑」をテーマに、井口監督と佐々木朗希選手をはじめとする11人の選手をデザインしたシートを電車側面に貼り付けた。編成の先頭部にもヘッドマークを掲出。車内の中づりや窓上も千葉ロッテマリーンズのポスターで埋め尽くしたという。

新京成電鉄の「マリーンズ号」は例年、3月下旬から9月末頃まで運転されている。今年2020年のプロ野球は新型コロナウイルスの影響で開幕が延期され、6月19日から当面のあいだ無観客試合で実施される予定。「マリーンズ号」もこれにあわせて運転される形になった。

佐々木選手の写真を使ったラッピングシートのイメージ。【画像:新京成電鉄】