岩手・八戸の地域連携ICカード「IGUCA」「ハチカ」来春導入 名称・デザインが決定



「IGUCA」のデザイン。【画像:みちのりホールディングス】

みちのりホールディングスは6月24日、同社グループの岩手県北バスが導入する地域連携ICカードの名称を「IGUCA」「ハチカ」に決めたと発表した。来年2022年春にサービスを開始する。

「IGUCA」は岩手県北バスが運行する、岩手県内の全ての路線バスに導入される交通系ICカード。岩手県の方言「いぐ(行く)」(IGU)とカード(CARD)を組み合わせた名称を採用した。

カードのデザインは「行ぐか」と声を発しているイメージとなる「吹き出し」の組み合わせ。ロゴマークは矢印に見立てた「G」に、駆け足をしているようなフォルムの「A」を組み合わせ、目的地へ向かうイメージにしたという。

盛岡市内の店舗などで展開されているポイントサービス「MORIO-Jポイント」から岩手県北バスの交通ポイントに交換できるサービスも提供する予定。同じ地域内の交通事業者間の共通サービスの実現も検討していくという。

「ハチカ」のデザイン。【画像:みちのりホールディングス】

「ハチカ」は青森県の八戸圏域に導入されるICカード。八戸市交通部が運行する八戸市営バスと、旧・南部バスの岩手県北バス南部支社が運行する路線バスが利用できる。みちのくホールディングスは「公営と民営のバス事業者が協力してエリア全体で導入する初めてのケース」としている。

名称は公募し、240件のなかから選定委員会で決定した。カードのデザインは八戸工業大学2年生の佐々木南海(ささきみなみ)さんが制作。幅広い年齢層に一目ですぐ伝わるよう、カタカナ表記を採用したと。「ハ」「チ」「カ」をそれぞれ赤・青・黄色の3色でデザインしており、赤は人とのつながり、青は八戸圏域の自然・空・海、黄色は食をイメージしているという。

地域連携ICカードは、JR東日本のICカード「Suica」(スイカ)と地域独自サービスの機能を併せ持った交通系ICカード。今年3月には岩手県交通が一部の路線バスに地域連携ICカード「Iwate Green Pass」を導入している。

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