近江鉄道「蒲生新駅」東近江市が調査費計上 医療施設へのアクセス改善



滋賀県の東近江市は、蒲生新駅(仮称)の調査費(500万円)を含む本年度2021年度一般会計補正予算案を市議会6月定例会に提出した。

近江鉄道の列車。【画像:735design/写真AC】

蒲生新駅は近江鉄道の本線(水口・蒲生野線)の桜川~朝日大塚間に設けることが想定されている新駅の構想。近くには蒲生医療センターがあり、がん診療棟が8月に開設される予定だ。現在の医療センターの最寄り駅は桜川駅で、同駅から徒歩15分程度かかる。

蒲生医療センターは近江鉄道の桜川駅から南へ約500mの場所にある。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット編集部】

東近江市の小椋正清市長は3月5日の市議会で、新駅の設置について「近江鉄道線の利用者増と地域の利便性向上に資する大変興味深い提案」とし、「実現の可能性や課題について検討を進めていきたい」と答弁していた。

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