都営三田線の新型車両「6500形」きょう運行開始 定員300人増、まず三田線内で



都営三田線の新型車両「6500形」の営業運転が、きょう5月14日から始まる。この日は8両編成1本が都営三田線内の西高島平駅から白金高輪駅のあいだで運行される予定。その後、運行範囲を乗り入れ先の東急目黒線・日吉駅まで拡大する。

都営三田線に導入される6500形。【撮影:鉄道プレスネット】

都営三田線は6両編成だが、混雑緩和のため2両増やした8両編成への増強が計画された。6500形はこれに対応した新型車両で、2022年度末までに8両編成13本が順次導入される計画だ。

6500形の車内。【撮影:鉄道プレスネット】

1編成の定員は従来の6両編成(862人)より約300人増えて1172人に。編成中のすべての車両に防犯カメラとフリースペースを設けた。また、都営地下鉄の車両としては初めて車両情報管理装置を搭載し、走行中に車両の各装置の動作情報を車両基地に伝送する。

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