インド高速鉄道の一部開業「2027年8月の予定」100kmの区間、鉄道相が明らかに



インド鉄道省のアシュウィニ・ヴァイシュナウ大臣は11月18日、ムンバイ~アーメダバードを結ぶ高速鉄道(MAHSR)の一部区間を2027年8月に開業させる考えを明らかにした。インドのメディア『PRESS TRUST OF INDIA』などが報じた。

東北新幹線の次期車両として開発中のE10系のイメージ。MAHSRにも導入される。【画像:JR東日本】

MAHSRは全長508km。ヴァイシュナウ大臣は2027年8月にグジャラート州のスーラト~ヴァピの100kmで運行を開始する予定と話した。従来はスーラト~ビリモアの50kmで初運行するとしていたが、工事の進展に伴い倍の距離になる。一方で全線の商業運行は2029年12月までに開始される予定と話したという。

MAHSRのルート。中間のスーラト~ヴァピが2027年8月に開業する予定。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

MAHSRは2017年に着工。この時点では2023年12月の全線開業が予定されていたが、コロナ禍の影響などで遅れている。最高速度は320km/hで、全線開業した場合、ムンバイ~アーメダバードの所要時間は速達列車で2時間07分、各駅停車で2時間58分になる。

MAHSRはJR東日本が東北新幹線の次期車両として計画しているE10系電車が導入される予定だが、MAHSRへの導入は2030年代初頭になる見込み。それまではインドで開発された車両が運用されるとみられる。

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