東京都稲城市は1月19日、自走式ロープウェイ「Zippar」を開発しているZip Infrastructureと連携協定を締結した。市内の鉄道駅やスポーツ施設などを結ぶ新しい交通システムの整備を目指す。

この協定では、京王相模原線の京王よみうりランド駅や稲城駅、根方谷戸公園(仮称)、読売系のスポーツエンターテイメント施設「TOKYO GIANTSTOWN」などを結ぶ交通システムの検討に向け、稲城市とZipが連携や協力、情報共有を図ることが盛り込まれた。
稲城市では都市基盤整備事業として稲城南山東部土地区画整理事業が進められている。この事業地区内で昨年2025年3月、TOKYO GIANTS TOWNの一部施設がオープン。また、結節点整備事業として稲城駅南口駅前広場の改良工事と京王よみうりランド駅南口駅前広場の詳細設計も進められている。
こうしたことから稲城市は、これらの施設を結ぶ新たな公共交通システムの導入可能性調査を実施することにし、公募型プロポーザルを実施。日本交通計画協会とトーニチコンサルタントの共同企業体が優先交渉権者に選定された。

この調査では自走式ロープウェイの概略ルートや駅位置の検討、需要予測、自走式ロープウェイとほかの交通システムとの比較検証などを2026年度末まで行う。
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