しなの鉄道「Suica」導入日が決定 1円運賃対応、JR首都圏エリアとの相互利用も



しなの鉄道は12月12日、JR東日本が展開している交通系ICカード「Suica」のサービスを来年2026年3月14日に開始すると発表した。同時に1円単位運賃も導入する。

しなの鉄道の列車。【撮影:草町義和】

Suicaに対応するのは、しなの鉄道線と北しなの線の全駅。PASMOなど全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードや地域連携ICカード「KURURU」も利用できる。軽井沢駅と上田駅にはSuica対応の自動改札機を設置。それ以外の駅には簡易型のSuica改札機を設置する。

また、JR東日本Suicaの首都圏エリアとの相互利用も開始。しなの鉄道線や北しなの線の駅からJR首都圏エリアの駅まで1枚のICカードで利用できる。しなの鉄道線の駅と北しなの線の駅をJR線経由で移動する場合、しなの鉄道分の運賃は通算される。

Suica利用時の運賃は1円単位運賃を適用する。おもな区間の運賃は、長野~上田がICカード792円・切符800円。長野~妙高高原はICカード847円・切符850円だ。

しなの鉄道の駅に設置される自動改札機(左)と簡易型の改札機(右)。【画像:しなの鉄道】

しなの鉄道はしなの鉄道線の軽井沢・小諸・上田・屋代4駅と北しなの線の豊野駅、長野駅のしなの鉄道切符売場でSuica定期券と記名式Suica(MY Suica)、無記名式のSuicaカードを販売。定期券はモバイルSuicaでも購入できる。

Suicaの導入に伴い、往復乗車券と普通回数乗車券は販売を終了。企画切符は「千曲川きっぷ(6枚つづり)」と「軽井沢・長野フリーきっぷ」の発売を終了し、デジタルチケットによる企画切符を発売するとしている。

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