多摩モノレールの箱根ケ崎延伸「事業着手」へ 都市計画事業認可



東京都は11月27日、多摩都市モノレール延伸事業に着手すると発表した。同日、国土交通大臣から都市計画法に基づく事業認可を受けた。

多摩モノレールの列車。【撮影:草町義和】

都市計画事業として認可されたのは、多摩都市モノレール線(多摩モノレール)の延伸構想のうち「箱根ケ崎ルート」と呼ばれている部分。都市計画事業上の名称は「立川9・6・1号多摩南北線及び福生9・6・1号多摩南北線」で、施行箇所は東大和市上北台1丁目~西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎字狭山の7055mになる。

上北台駅からJR八高線・箱根ケ崎駅付近のNo.7駅(仮称)まで、道路施設の特殊街路(モノレール軌道)として整備。中間にNo.1~No.6駅(いずれも仮称)を設ける。計画幅員は8~18m。事業施行期間は2025年11月27日から2035年3月31日(2034年度末)まで。

箱根ヶ崎ルートの平面図。【画像:東京都】
箱根ケ崎ルートの横断面図(標準区間)。【画像:東京都】
箱根ケ崎ルートの横断面図(箱根ケ崎アンダーパス部付近)。【画像:東京都】
No.1~No.6駅の横断面図。【画像:東京都】
No.7駅の横断面図。【画像:東京都】

多摩モノレールは多摩センター~上北台の16.0kmが開業済み。運営会社の多摩都市モノレールは今年2025年5月、上北台~No.7(仮称、箱根ケ崎駅付近)の7.0kmで軌道法に基づく軌道事業特許を取得しており、2030年代半ばの開業を目指すとしている。

事業費は支柱や軌道桁、駅舎の構造物など公共施設として整備される部分(インフラ部)が904億円。車両や電車線など多摩都市モノレールが整備する部分(インフラ外部)を含めると約1290億円になる。

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