多摩モノレール箱根ケ崎延伸「都市計画決定」事業着手に向け準備は最終段階へ



東京都知事は3月6日、多摩都市モノレール線(多摩モノレール)の箱根ケ崎方面への延伸区間について都市計画を決定した。事業着手に向けた準備が最終段階に入った

多摩モノレールの列車。【画像:PoN太/写真AC】

都市計画が決定したのは、多摩モノレールを上北台駅から西へ延伸し、JR八高線の箱根ケ崎駅付近に設けるNo.7駅(仮称)までを結ぶ約7km。新青梅街道を導入空間として軌道桁を架設する。都知事はモノレールに関連する都市計画道路も同時に決定。環境影響評価書の提出があったことも告示した。

多摩モノレールを運営する多摩都市モノレールは昨年2024年7月、上北台~箱根ケ崎の軌道特許を申請。鉄道法規の手続きも始まっている。事業着手は来年度2025年度の見込み。東京都と多摩都市モノレールは2030年代半ばの開業を目指す。

《関連記事》
多摩モノレールの延伸(箱根ケ崎ルート):上北台~箱根ケ崎(未来鉄道データベース)
多摩モノレール北側の延伸区間「軌道特許」申請 運行事業者の手続きも開始