つくばエクスプレスの新型車両「TX-3000系」デビュー記念切符 硬券3枚セット



常磐新線(つくばエクスプレス線=TX)を運営する首都圏新都市鉄道は3月14日、新型車両のTX-3000系電車のデビューを記念して「TX-3000系記念乗車券」を発売する。

TX-3000系デビューの記念切符。【画像:首都圏新都市鉄道】

D型硬券の乗車券をセットにしたもので、秋葉原→210円区間、八潮→260円区間、つくば駅→530円区間の3枚。ポップアップカードタイプの専用台紙が付く。発売額は1セット1000円。

3月14日から秋葉原・北千住・守谷・つくばの各駅で発売。販売期間は3月31日までの予定だが、1500セット限定で売り切れ次第販売を終了する。

TXは2005年、秋葉原駅(東京都千代田区)とつくば駅(茨城県つくば市)を結ぶ58.3kmが開業。1日平均の輸送人員は開業翌年度の2006年度が19万5300人だったのに対し、2018年度は倍近い38万6300人になり、混雑率も悪化している。

このため、車両を増やして列車の運転本数を増やすことになり、TX-3000系の導入が計画された。30両(6両編成5本)が製造され、3月14日のダイヤ改正を機にデビューする。