阪神「武庫川線~本線の連絡線」「幻のホーム」めぐるツアー 日本一の記念企画



阪神電鉄と阪神ステーションネットは1月27日、「タイガース号で行く武庫川連絡線通過&幻のホーム入場体験&プレミアム撮影会」ツアーを実施する。阪神タイガースのプロ野球日本一を記念した企画。通常は乗車できない連絡線などをめぐる。

連絡線を走る「タイガース号」。【画像:阪神電鉄】

武庫川駅でツアー参加者限定の貸切列車に乗車し、10時26分ごろに発車。武庫川団地前駅や武庫川線~本線の連絡線、尼崎駅の引上線、尼崎車庫、甲子園駅の引上線をめぐり、武庫川駅に14時31分ごろ戻る。車両は武庫川線で運用されている2両編成の5500系電車のうち、阪神タイガースをイメージしたデザインの「タイガース号」を使用する。

武庫川線と本線を結ぶ連絡線は車庫からの車両の出し入れに使われているもので、ツアーでは通常は営業列車が走ることがない連絡線を通過できる。また、武庫川団地前駅では「幻のホーム」と呼ばれている使われていないホームに徒歩で入場。尼崎車庫では「タイガース号」の撮影会が行われる。

阪神電鉄の武庫川線と本線を結ぶ連絡線の位置。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreesMap、加工:鉄道プレスネット】

募集人数は60人で旅行代金は1万円。1月14日23時59分まで阪神ステーションネット(阪神アイビートラベル)のウェブサイトで申し込みを受け付ける。抽選制で当選者には1月16日15時から順位メールで通知する。

《関連記事》
関西の鉄道・バス「QRコード乗車券」2024年6月からサービス開始 まず7社
阪神電鉄の大阪梅田駅ホームドア「設置完了」2024年春に改良工事が完了へ