京浜急行電鉄(京急電鉄)・名古屋鉄道(名鉄)・西日本鉄道(西鉄)と京阪電気鉄道(京阪電鉄)の持株会社である京阪ホールディングスは2月1日、各社が発行しているクレジットカードの会員向け特典の相互連携を開始した。
名鉄と京阪ホールディングスが昨年2019年6月から始めたクレジットカードの連携を京急電鉄と西鉄にも拡大するもの。対象カードは「京急プレミアポイントクレジットカード」「名鉄ミューズカード」「e-kenet VISA カード」「クレジットnimoca」の4種類だ。
京急グループの葉山マリーナや名鉄グループの博物館明治村、京阪グループのひらかたパーク、西鉄グループのだざいふ遊園地などの指定された対象施設で4種類いずれかのクレジットカードで決済または提示すると、料金の割引などが受けられる。
相互連携を記念したキャンペーンも2月から5月にかけて実施。葉山マリーナの「江ノ島・裕次郎灯台周遊クルージング」は2月中、通常3300円のところ無料で利用できる。
4社は関東・中京・関西・福岡の各エリアで鉄道路線を運営する大手私鉄。4社は相互連携によって各カード会員のサービス充実や各施設の相互相客を促進するとしている。