半蔵門線の新型車両「18000系」デビュー記念の24時間券 完売なら再販の可能性も



18000系のデビューを記念した24時間のデザイン。【画像:東京メトロ】

東京メトロは9月9日から「『半蔵門線18000系デビュー記念』東京メトロオリジナル24時間券」を発売する。

券面に18000系電車をデザインしたものと、18000系に加え半蔵門線の8000系電車・08系電車をデザインしたものの2枚をセット。18000系をデザインした専用台紙も付く。この24時間券は来年2022年4月30日まで、改札通過時から24時間に限り東京メトロ全線を利用できる。

発売額は1セット1200円で8000セットの限定販売。東京メトロによると、完売した場合は再販する可能性もあるという。まず9月9日から10月17日までネットショップ「メトロの缶詰 ANNEX」で販売。10月1~31日は上野・銀座・表参道・新宿・池袋・東京各駅の旅客案内所と地下鉄博物館で販売する。

既存の08系(左)と8000系(右)を加えたデザインの24時間券もある。【画像:東京メトロ】
半蔵門線に導入された18000系。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

18000系は8月7日にデビューした半蔵門線の新型車両。有楽町線・副都心線に導入された17000系電車とほぼ共通の仕様だが、先頭部の形状を変更したほか車体の幅を走行路線にあわせて狭くしたなどの違いがある。2025年度までに合計190両(10両編成19本)が導入され、従来車両のうち8000系が置き換えられる計画だ。

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