ハピラインの車両・駅名標「デザイン」発表 福井県内の北陸本線引き継ぐ三セク



北陸新幹線の敦賀延伸開業にあわせて福井県内の並行在来線を引き継ぐ第三セクター鉄道「ハピラインふくい」は9月1日、車両と駅名標のデザインを発表した。開業時から順次導入する。

JR西日本の521系。ハピラインふくいも521系を導入する。【撮影:草町義和】

先に決定していたロゴマークで使われているピンク色と緑色の2色を使用。車両(521系電車)は車体の下部に2色を配し、上部には2色を花びらのようにちりばめた。駅名標もほぼ同様のデザインだ。ハピラインふくいは「ハピラインらしい、明るい、親しみやすい、華やかなデザインに仕上げました」としている。

車両(先頭部)のデザイン。【画像:ハピラインふくい】
車両(側面)のデザイン。【画像:ハピラインふくい】
駅名標のデザイン。【画像:ハピラインふくい】

北陸新幹線は金沢~敦賀が来年2024年3月16日に開業する予定。同時に並行在来線の北陸本線・金沢~敦賀がJR西日本から経営分離し、石川県内はIRいしかわ鉄道、福井県内はハピラインふくいが引き継ぐ。

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