JR東日本は6月9日、スマートフォンアプリで列車や駅の混雑情報をリアルタイムで提供するサービスを、7月中旬から首都圏のおもな線区に拡大すると発表した。
JR東日本は現在、山手線の混雑状況や一部の駅の混雑状況を同社のスマホアプリ「JR東日本アプリ」でほぼリアルタイム（表示データは約5分前のもの）に情報提供している。
7月中旬からは、東海道線や横須賀・総武快速線、中央線快速電車、高崎線、宇都宮線、常磐線快速電車などでも情報の提供を始める。特急列車やライナー列車、普通列車のグリーン車は情報提供の対象に含まない。
JR東日本アプリで各線区の列車走行位置に表示される列車をタップすると、リアルタイムの混雑状況が「座席に座れる程度」「ゆったり立てる程度」「少し混み合っている程度」「肩が触れあう程度」「かなり混み合っている」の5段階で表示される。
7月中旬から情報提供を開始する路線と区間は次の通り。
東海道線：東京～湯河原
横須賀線・総武快速線：久里浜～千葉
湘南新宿ライン：黒磯～新宿～逗子、神保原～新宿～湯河原
京浜東北・根岸線：大宮～大船
横浜線・根岸線：八王子～東神奈川～大船
南武線：川崎～立川
中央本線：立川～甲府
中央線快速電車：東京～高尾
中央・総武線各駅停車：三鷹～千葉
青梅線：立川～青梅
五日市線：拝島～武蔵五日市
宇都宮線：上野～黒磯
高崎線：上野～神保原
埼京線・川越線・相鉄線直通：高麗川～大宮～大崎～武蔵小杉
常磐線快速電車・常磐線：品川～羽鳥
常磐線各駅停車：綾瀬～取手
京葉線：東京～蘇我
武蔵野線：府中本町～西船橋～東京・海浜幕張
上野東京ライン：黒磯・神保原～東京～湯河原、羽鳥～品川