JR東日本の長野支社は9月21~23日、中央本線や同線の辰野支線、大糸線でEF64形電気機関車が牽引する旧型客車を運行する。JR東日本びゅうツーリズム&セールスの企画による旅行商品の団体臨時列車。
運行区間と時刻、旅行商品の概要は次の通り。
●9月21日
運行区間・時刻:茅野15時37分ごろ発→辰野(物販・おもてなし、約1時間停車)→松本18時50分ごろ着
商品名:夕暮れの中央本線・辰野支線旧型客車で行く日帰り旅
旅行代金(首都圏発着):大人2万4000円・小学生1万9000円
旅行代金(現地発着):大人1万8000円・小学生1万8000円
●9月22日
運行区間・時刻:松本10時27分ごろ発→上諏訪11時53分ごろ着・12時57分ごろ発→松本14時00分ごろ着
商品名:中央本線・辰野支線旧型客車で行く上諏訪日帰り旅
旅行代金(首都圏発着):大人2万8000円・小学生2万3000円
旅行代金(現地発着):大人2万2000円・小学生2万1000円
●9月23日
運行区間・時刻:松本10時57分ごろ発→信濃大町11時56分ごろ着・13時30分ごろ発(物販・おもてなし)→松本14時34分ごろ着
商品名:北アルプスを望む大糸線旧型客車で行く日帰り旅
旅行代金(首都圏発着):大人2万7000円・小学生2万2000円
旅行代金(現地発着):大人2万1000円・小学生2万円
いずれも日帰りだが、3日間連続して乗車するプランや、3日間連続乗車に加えてえちごトキめき鉄道が保有する413・455系電車に乗る宿泊プランも設定されている。申し込みはJR東日本びゅうツーリズム&セールスのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」で8月28日12時から受け付ける。
機関車は新潟車両センターに所属しているEF64形1000番台を使用。旧型客車4両を牽引して走る。長野支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは「レトロ感あふれる車両から信州の旅情を感じる旅を演出します」とアピールしている。
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