東京メトロ「引退済み」6000系・7000系の撮影会、新木場車両基地で



東京メトロとクラブツーリズムは10月22日、「懐かしの6000系・7000系車両撮影会 in 東京メトロ新木場車両基地」と題したツアーを実施する。

東京メトロの6000系(左)と7000系(右)。【画像:東京メトロ】

東京メトロの新木場車両基地(東京都江東区、新木場駅から徒歩約25分)で6000系の第6102編成と7000系の第7101編成を展示する。いずれも引退済みの編成。車両基地内の見学や鉄道部品の販売、展示車両の運転台・車内撮影は設定されていない。

9~12時台の5回に分けて実施。各回とも内容は同じだ。また、開催当日は混雑防止のため、新木場車両基地の構内を上から見ることができる跨線橋「緑と海の橋」が8時30分から16時まで閉鎖される。

各回30人の抽選制で旅行代金は8000円。申込みは10月3日10時から5日23時59分までクラブツーリズムのウェブサイトで受け付ける。

6000系は営団地下鉄時代の1968年にデビューした千代田線の電車。先頭部は窓がない非常用のドアを向かって左側に寄せて設置した左右非対称のデザインが特徴的で、アルミ車体や回生ブレーキ付き電機子チョッパ制御など当時最新の技術を採用した。1974年にデビューした有楽町線の7000系と1981年デビューの半蔵門線8000系も6000系をベースにしている。7000系は2008年に開業した副都心線でも運用された。

このうち6000系は2018年に引退。7000系も今年2022年4月までに引退した。8000系は2021年以降、新型の18000系に置き換えられる形で順次廃車されている。

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