東京地下鉄(東京メトロ)は2月21日、有楽町線・副都心線の新型車両「17000系」の営業運転を開始。一番列車が出発する姿を報道関係者に公開した。
一番列車は有楽町線の新木場駅(東京都江東区)を7時21分に発車する和光市行き(列車番号:B777S)だった。運用番号は「77S」で、新木場車両基地を出て朝7時18分頃、新木場駅に入線。大手町駅務管区の武田一美区長による出発合図が行われ、和光市に向け発車した。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を受け本格的な出発式は行われなかった。日曜朝で客も少なく、静かな「船出」だった。
17000系は今後、4月までに10両編成6本が納入される予定。続いて5月から8両編成の納入がはじまり、2022年度までに15本の納入が完了する計画だ。