銀座線・虎ノ門駅の渋谷方面行きホームが拡幅、地下駅前広場も整備 7月1日から



東京地下鉄(東京メトロ)は6月30日、銀座線の虎ノ門駅(東京都港区)で進めている改良工事のうち、ホームの拡幅や新改札設置、地下駅前広場の整備を完了し、7月1日から使用を開始すると発表した。

拡幅された虎ノ門駅ホーム(渋谷方面行き)のイメージ。【画像:東京メトロ】

渋谷方面行きホームの幅は、中央部が従来より3.6m拡大して10.4mになる。改札口は一つ増えて5カ所に。出入口も2カ所増えて13カ所になる。また、エレベーターやエスカレーターなど新しいバリアフリー設備や面積が約600平方mの地下駅前広場も整備した。

この改良工事は、虎ノ門駅周辺の再開発プロジェクトの一環。6月に開業した日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅につながる地下歩行者通路が設けられており、都心と臨海部を結ぶバス高速輸送システム(BRT)や空港リムジンバスが発着可能なバスターミナルとの連絡も図られている。

虎ノ門駅の断面図。拡幅されたホームの脇に地下駅前広場が整備された。【画像:東京メトロ】