信越本線・豊岡新駅「だるま」など4案 高崎市が駅名アンケート



群馬県高崎市は6月15日から、信越本線・豊岡新駅(仮称)の駅名に関するアンケートの募集を開始した。

豊岡新駅のイメージ。【画像:高崎市】

高崎市は駅名の「参考名称」として4案を提示。アンケートは4案のなかから一つを選ぶ形式だが、4案以外の駅名を提案することもできる。高崎市が提示した4案の名称と理由は次の通り。

●西高崎駅
北高崎駅の西側に位置するため

●豊岡新駅
豊岡地区に新たにできる駅であるため

●豊岡だるま駅
豊岡地区は高崎だるまの生産が盛んなため

●高崎豊岡駅
兵庫県に「豊岡駅」があるため

回答期間は6月15日から7月15日まで。高崎市ウェブサイトからアクセスできるアンケート専用フォームや郵送で受け付ける。同市はアンケート結果を踏まえて選定委員会で審議し、JR東日本に駅名を提案する方針だ。

豊岡新駅の位置。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット】

豊岡新駅は信越本線の北高崎~群馬八幡に設けられる新駅。駅予定地周辺の住宅や工業団地へのアクセス改善に加え、豊岡新駅付近を中心に南北に延びるアクセス道路も整備し、高崎経済大学などへのアクセス向上も図る。昨年2023年3月、高崎市とJR東日本高崎支社が豊岡新駅の整備などに関する基本協定を締結した。開業は2026年度の予定。

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