相鉄「赤い入場券」復刻、全駅の硬券入場券セットも 新横浜線の開業記念



相鉄は相鉄新横浜線の開業を記念した「新横浜駅開業記念 全駅入場券セット」「赤帯硬券入場券」を、同線が開業する3月18日に発売する。

かつて発売されていた赤帯入りの硬券入場券。【画像:相鉄】

「全駅入場券セット」はD型硬券普通入場券とB型硬券普通入場券の合計32枚で三つ折りのオリジナル台紙が付く。D型硬券入場券は相鉄新横浜線の新横浜駅(5枚)と羽沢横浜国大駅(2枚)で、券面にデザインされる相鉄車の写真は1枚ごとに異なる。B型硬券入場券は相鉄本線・いずみ野線の全25駅で各1枚になる。

台紙にセットした状態の「全駅入場券セット」のイメージ。【画像:相鉄】

発売額は5000円で1000セット限定。3月18日の始発から横浜・星川・二俣川・大和・さがみ野・いずみ野・湘南台・羽沢横浜国大の各駅で販売される。ネットショップ「きっぷと鉄こもの」でも3月18日の9時から販売される。

「赤帯硬券入場券」は1970年代まで相鉄線の各駅で販売されていた、赤帯が入った硬券入場券。のちの運賃改定を機に赤帯が廃止され、白地一色に変わった。今回は相鉄新横浜線の開業を記念し、当時の様式を忠実に再現したものを復刻発売するという。

復刻版の「赤帯硬券入場券」のイメージ。【画像:相鉄】

合計2万枚限定で発売額は160円。ただしJR線が乗り入れる羽沢横浜国大駅は150円で、東急新横浜線と接続する新横浜駅は140円になる。3月18日から相鉄線の全27駅で販売されるが、新横浜駅は3月18日は赤帯硬券入場券を含む「相鉄・東急新横浜線開業記念 硬券入場券・出札補充券セット」のみ販売し、単品販売は3月19日からになる。

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