相鉄新横浜線・東急新横浜線(3月18日開業)に乗り入れる列車を運行する私鉄・地下鉄と西武鉄道の計7社局は3月2日、「7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業―広域ネットワーク拡大記念乗車券―」を発売するとし、各社局が発売する記念切符のデザインを発表した。
各社局ごとに自社局の車両を中心にデザインした硬券乗車券4枚と記念台紙のセットを発売。相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業日である「2023.03.18」が刻印される。発売額は1000円。ただし東京メトロ版は24時間2枚(東京メトロ)と記念台紙のセットで発売額は1200円になる。
発売期間は3月18日~4月30日で、販売時間や販売場所は各社局ごとに異なる。発売数は各社局3000セットで、売り切れ次第、販売を終了する。このほか、7社局すべての記念切符のセット販売(7200円、限定500セット)が3月18日の7時から新横浜駅周辺の特設ブースで行われる予定だ。
新横浜線には相鉄本線・いずみ野線と東急東横線・目黒線の列車が直通。さらに東急東横線・目黒線に乗り入れている東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、東武東上線、埼玉高速鉄道線の列車も乗り入れる。西武有楽町線・池袋線から新横浜線に乗り入れる列車は運行されないが、乗り入れ先の東急東横線内の駅で新横浜線に直通する列車に同一ホームで乗り換えることができる。
7社局は新横浜線の開業で「神奈川県央地域および横浜市西部から東京23区西部、東京多摩北部、埼玉中央地域・西部地域に至る広域的な鉄道ネットワークが形成されます」としている。
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