京急大師線・小島新田駅も「新駅舎」使用開始 デザインは「奥行き」



川崎市は1月23日、京急大師線・小島新田駅の新しい駅舎を1月27日の始発から使用開始すると発表した。

京急大師線・小島新田駅の従来の仮設駅舎(2011年)。【撮影:草町義和】

現在はホーム端部の北側に仮設駅舎を設けているが、1月27日の始発からは南側に設けた新駅舎の使用を開始。改札口の通路も増える。

小島新田駅の構内図。【画像:川崎市】

小島新田駅は京急大師線の終点。同駅の手前の線路を地下化して踏切を解消する連続立体交差事業(連立事業)の実施にあわせ、駅舎を新しくする工事が行われていた。昨年2023年12月には同じ京急大師線の大師橋駅で新駅舎の使用が始まった。

川崎市によると、小島新田駅の新駅舎は駅前空間の広がりを確保するため、建物の奥行きを感じさせるデザインにしたという。新駅舎の使用開始後も従来の仮設駅舎の撤去やトイレの整備などが進められる。

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