リニア中央新幹線「神奈川県駅」渡り分岐が約5km西へ 工事計画を変更



渡り分岐の変更前と変更後の位置。【画像:JR東海】

JR東海は3月31日、建設中のリニア中央新幹線について、神奈川県駅(仮称)付近の工事計画を変更すると発表した。

神奈川県駅に設ける計画だった渡り線を、同駅から約5km西(名古屋寄り)の場所に変更する。これに伴い、分岐部の最小曲線半径を変更。線路の勾配も品川起点41~45kmの区間で変わる。

品川起点41~45km区間の縦断面図。分岐位置の変更で勾配も変化する。【画像:JR東海】

渡り線の分岐位置は、変更前は神奈川県駅の品川寄りに設ける計画だったが、変更後は相模川橋りょうの名古屋寄りに変わる。